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2014-12-14

アレルギー症状の原因と誘因について考察してみた。

原因であるアレルゲンは多種多様だが誘引物質はあまり多くない。
粘膜や表皮のタンパク質の構造破壊に原因があるとして三点ある。

欠損した栄養素・遺伝因子・物理的構造的要因・社会的要因。

・栄養素:集約的に生産された農産物は同じ所で同じものを作り続ければ同じ養分を必要とするので、含有栄養価は下がり続けている。

・・遺伝因子:ここ数十年で変化するものではない。

物理的構造的要因:インフラ整備により幹細胞の温存率は上がっている。

・社会的要因としては過度に衛生的になったために寄生虫の被害が激減しているためにIg/E抗体の閾値低下は考えられる。その為に花粉症やアトピーが発症していることは割りと知られているので、ダイエット方々「サナダムシ」を腹中で飼っている人も世の中にはいるらしい。(別種のマゴット療法か?)

つまり栄養素の問題しか考えられないのだが、サプリメントで十分に栄養を補充したとしても、症状はあまり改善しない場合が多々見られる。

それ以外に解を求めると栄養の種類を考えてみた。

三大栄養素で足りないものは日本人にはあまり無い。
せいぜい必須脂肪酸のΩ3程度。
ミネラル(金属系栄養素)貧血の女性は多いが鉄が足りない訳ではない。
酵素は生きたものを食べる必要があるが、生鮮野菜や果物、その他生食の習慣があるので、顕著に足らなくなるとも思えない。
補酵素(ビタミン)は殆ど足りている。

で、栄養士さん達の盲点を一つ。

空気中の酸素の含有率が30年前から比較して約3%低下している。
26%から23%になっている。(事実確認したがなかなか出てこ来ない)

蛋白同化は酸素無くしては出来ないので、酸素の低下は代謝の速い粘膜においては深刻だと思う。この酸素不足は人為的に起こっているので人間が解消すべきだろう。水素による燃料電池は水の電気分解によって作られるので、水素エンジンが普及すると酸素の量も増えるかも知れない。余剰電気で水素はどんどん作って欲しいと思う。

砂漠化が進んだ大陸は非常に多い。アマゾンが伐採によって消滅したら人類はまず生存できない。緑化に是非日本の技術で貢献して欲しいと思う。

近年、子供の低身長が言われている。日本人の平均身長が下落しているらしい。母親のヤセ願望で低栄養で生まれているからだ、との説があるが、本当にそれだけか?

恐竜が世界を闊歩していた時代、気圧は今の二倍以上あったそうな。密度が倍であるので、太陽光で熱せられる温度変化も倍だろう。窒素酔いが始めるのは二気圧以上掛かってからなのもそれが遺伝因子に残っているからなのだろう。哺乳類が増えたのは気圧が下がって環境が変化したせいらしいが。

気圧が下がると体調が悪くなる方が多いのは「溶解型酸素」が減少することで毛細血管が閉じている部分が多いからで、赤血球だけでは酸素を送れない所に酸素が届かないことによる。雨の前に古傷が痛むのは酸欠による痛みである。私も200近い縫合後があるので少々辛い。w

酸素が無くなったら3分もたないのは誰でも一緒。こればっかりは自分で何とかする訳には行かないので水素による燃料電池車の普及を待ちたい。

posted by 若佐 政儀 | 2014/12/14 - 22:39 |