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2019-05-25

https://rollingstonejapan.com/articles/detail/30957

自閉症の原因は3つありますが、
主犯は胎生期と出産後8週間に
頸動脈の血行不良を作っていることにあります。

①胎生期は大抵へその緒を首に絡ませて、
斜角筋群やその他の頸部筋を拘縮させて、
外頸動脈や内頚動脈の血行不良を作ります。
へその緒は大変大事な器官ですが、
子宮内を動き回る胎児にとっては
罠でも凶器でもあります。

昨日来た友人は手と足にへその緒が絡まって、
足と手の指が一部ありません。

②産後八週間は首が全然座っていないので
親の方も怖くてなるべく抱かずに
寝させる方向にありますので、
この間に腰椎を側屈させる機会が無いので
「腰方形筋」が固まります。

③生活様式の変化で背負わず前に抱いたり、
背負っても親の体の動きから独立した形になると、
幼児は縮こまった体を動かす機会がありません。
絶壁の後頭部や歪んだ顔を持つ友人は
明らかに首の異常がありましたが、
優秀な設計者で人格にも優れております。
おそらくはお母様がちゃんと背負って
幼少期を過ごされたのでしょう。
ーーー
そして筋肉は筋膜によって全身繋がっており、
全体の動きが悪くなれば、
一番自由の効く首に負担が集中し、
脳に行く血管が圧迫されれば発達障害、
鼻に行く血管なら花粉症や鼻炎、
目に行く血管なら近眼やドライアイ。
全体の循環障害があれば鬱、
肋間筋の血行障害があれば突発的な動悸。

自身の責任の大きさを感じつつ、
どうやってこのことを伝えるべきかいつも悩んでいます。

posted by 若佐 政儀 | 2019/05/25 - 11:49 |
2019-05-21

腰痛を治す技術の無かった過去と

角材をカンナで削り尽くす程度の効率であっても
実在する現在では症状に対する前提が大きく変わっています。

ただ、それを受け止める側の常識は
そう簡単に変わるものではありません。

また、知らないことを受け入れる際に、
良い悪いではなく、肯定するか否定するかが
「意識の入り口」にあります。

否定から入る人は否定した後に肯定する要因を探し、
肯定から入る人はその後否定要因を探します。

残念なことに否定から入る人は高齢化して能力が落ちると
新しいことを精査できないので「頑固」になります。
肯定から入る人は否定要因を探せなくなるので、
騙されやすくなります。

後期高齢者になる前に能力の低下が
最低限になるよう努められるのは、
体力・気力・金力が有るうちです。

人生百年時代、寿命尽きるまで
心豊かに過ごしたいものですね。

posted by 若佐 政儀 | 2019/05/21 - 13:02 |
2019-05-15

モンスターペアレントや隠れ発達障害の生徒を含め
ストレスを溜め込んだ先生達の休職や離職が相次ぎ、
高じたストレスのはけ口に間違った方法を選択して
懲戒処分を受ける教師も増えています。

小児科のスタッフの方に伺うと
病気の子供を連れて来た両親と
会話が成立しないことが多く、
対応に困窮している話も
しばしば聞きます。

何がそうさせているのでしょうか?

結論を最初に書いておきますと、
緊張すると出来ることが出来なくなるのは、
実体のない心が緊張しているのではなく、
筋肉が緊張し、血行を制限することで、
ホルモンの働きや神経伝達(特に交感神経)を
阻害することで正常ではなくなり、
更にストレスを溜めることになるからです。
緊張したスポーツ選手が肉離れを起こしやすいのも、
緊張して可動域が少なくなっているのに、
同じ様に使ったことで千切れてしまうことで起こります。

現状、ゆとり世代以降の体が固いことは2つ前の投稿で書かせて頂きました。
固い体と心の関係について
簡単な解説をしてみます。

前提として、3つの働きが正常でなくては、
心を正しく整理することは出来ません。

脳が正常に働くためには①大量の酸素、
②脳脊髄液が一定量流れること、
③ストレス量に相応しい睡眠時間が必要です。

①脳は体重の2%程度の重さしかありませんが、
酸素は23%使います。
目も含めれば25%程度でしょうか。

②そして脳脊髄液は頭蓋骨の底にある
蝶形骨と後頭骨が主に後頭部ある
首の筋肉の動きによってポンプ作用が働き、
脳と脊髄、末梢神経へ神経液を送ります。

③脳は神経伝達物質を神経レセプター(受容体)に向かって
次々と送られますが、葉書や手紙のように
用件が伝わってしまえば「紙ゴミ」が残ります。
その様に脳内に残ってしまうのが
アルツハイマー病の主原因と目されている
「アミロイドβカスケード」で、
脳を余り使わないで動いている時間に処理されます。

端的にこの効果を出すのは瞑想です。

人の体は静止していても細かく動き続け、
それが後頭骨に伝わり、
後頭骨と蝶形骨(脳底蓋)を動かして
脳の一次呼吸(酸素を渡すこと)を促します。
(ちなみに肺呼吸は二次呼吸です)

座った状態で瞑想するのが一番効率的ですが、
一定時間を超え得るのであれば、
睡眠でも十分果たせます。
ただ、ストレスが多過ぎると寝ていても
脳は現実と想像の区別なく働き続けるので、
アミロイドβは溜まり続けます。

さて、脳に酸素を送るのは頚椎動脈ですが、
体が固いのであれば、首周りの筋肉も固いはず。
血液は循環するものですから、
送る側が通っても返る側が制限されていれば、
脳が膨らんで脳梗塞になります。

肩こりが有るなら脳への血液循環は
本来の状態ではありませんので、
能力が本来よりも制限されている、
とお考えください。

【少し脱線】
以前、従姉妹のご主人が赤黒い顔色だったので、
脳梗塞かクモ膜下出血に成りかねないので
キチンと対処しないとダメですよ、
と言った数年後にクモ膜下出血で帰らぬ人となりました。

また肩こりが有るならその下の筋肉も制限があります。

血液循環に置ける心臓の役割は21〜22%程度。
残りは全身の筋肉の動きによって静脈血が
送り返されることによります。

特に脚の筋肉(70%)は血行の半分以上(55%)を賄っています。
脚が衰えると心臓の負担が増えるので、
しっかり脚力を保つことが必要です、
と心筋梗塞の方にアドバイスしましたが、
下手に筋トレをされても危ないので
筋トレが出来ないなら、体幹部の血行阻害を
除去(主に骨盤上辺)すれば効果的とも伝えました。

本当は医療用心拍計を使いながら
問題のない範囲で筋トレをすべきとは思います。

【脱線終了】

そして首の筋肉が固いなら脳脊髄液の流れも制限があります。
脳底蓋
拾い物なので著作権上問題があれば削除します。

図は脳脊髄液のポンプ作用を表したもので、
主な動きのみですが、この動きが減ると
脳脊髄液は動きが制限され、
アミロイドβの排出も滞ることになります。

根本的解決の提案

教師の仕事を学力を伸ばすことだけに絞り、
不登校やいじめの問題には一切関わらない。
不登校は義務教育であっても本人の自由であって、
行く行かないは本人次第のもの。

いじめは犯罪行為なので基本捜査の能力も
権限もない教師は関わらない。
いじめに遭った児童生徒は警察に届けるものとし、
挑発行為も加害行為認定し、PTSDも
「傷害事件」として対処する。

部活動は原則廃止、もしくは専門の有資格指導員、
もしくはボランティア指導者に資格取得を斡旋する体制を採り、
教師が業務時間外に指導を行う場合は、
専門資格(健康運動指導士等)もしくは
競技・協会団体の認定を取得したものに限り、
外部指導員と同じ報酬と責任を負わせる。

教師の仕事は学習指導であって、
親の価値観との摺合せなど論外です。

posted by 若佐 政儀 | 2019/05/15 - 16:23 |
2019-05-13

様々なアニメに中で主要な

女子未成年キャラクターが

歩いたり走ったりしているのを

観るといつの頃からか

内股で描かれる様になっている。

特に可愛いとかキレイだとかの

設定のキャラクターは特にそうだ。

意識して内股にしようとしても

短期記憶は47秒で解除なので

それが恒常的になることは基本ありえない。

様々所で何度も書いているのだが

矯正された正常な外股はあっても

正常な内股は無い

原因は、腰を丸める役割を持つ

大腰筋の持続的な緊張により、

体重で前後のバランスを取るために

腰を反らし続けることで、

もう一つの役割である

「つま先を内側に向ける(股関節の内旋)」

によって内股になる。

腰を反らせると骨盤が前に倒れるので「X脚傾向」で、

本来踵の外側から着地が内側になり、

親指を最後に蹴る筈の足指が

小さな残り四本で蹴るので

適応のため足底腱膜に負荷がかかり続け

「ハイアーチ」気味になるため足底腱膜炎にもなり易い。

大腰筋の緊張は横隔膜脚部によって横隔膜の緊張を生み、

息を吐き切れないので呼吸が浅くなる。

浅くなった呼吸を補うために

肋骨下制筋に余分な運動を強いて

肋軟骨の前方への変形を作る。

無知ゆえに感じる可愛らしさなどに

ほとんど意味は無い。

今年はラグビーW杯、来年は東京五輪があるが

そこに内股の選手など皆無なのだ。

女性は男性に比べ骨盤が広い分、

余計に内股になり易いのだが、

昨今は症状が進んで男性にも内股が増えている。

根本的な原因は大腰筋に筋走行が似ている腰方形筋の石灰化がある。
大腰筋・腰方形筋
*画像は借り物なので著作権がある場合お知らせください。早急に削除いたします。

筋肉の役割は全く異なるが筋膜によって繋がり、

姿勢によっては拮抗してしまうことによって

持続的に緊張してしまう。

腰方形筋は12肋骨から腰椎の横突起と骨盤に付着し、

大腰筋は横突起の下内側に付着する。

腰骨は固定されていないので、

外側が固定されれば内側も動かなくなり、

もしもお子様が内股気味で成長期が残ってるなら

すぐにでも緩消法に取り組んで欲しい。

諸悪の根源は腰方形筋が動かないことにある。

posted by 若佐 政儀 | 2019/05/13 - 09:19 |