トップページ » 院長ブログ > 未分類 > 【猿腕】肩が治らなければ腰は治らない

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2015-03-23

肩の関節で上腕骨が外旋(手のひらを前に向ける方向)
してしまっている方が非常に多くなって来ました。
特に若い女性には顕著です。

平たく言えば腕の「X脚」です。

ぶら下がること無く、
平らな環境で暮らす内に腰部腱膜が拘縮し、
広背筋が引っ張ることで上腕骨が外旋し、
烏口腕筋(肩の前にある細い筋肉)で
やっと止まっています。

その為、拮抗する小円筋が拘縮し、
肩の軸がズレたまま動きが悪くなり
広背筋が更に硬くなり、
体幹の横倒しが困難になっています。

正常かどうかは壁に背中を着けて
肘を肩の高さにあげ、肩を動かさないで
手のひらで壁が叩けるかどうか。

さて、皆さん出来るでしょうか?

これが出来ないようでは、
いくら腰を治したとしても、
遠からず再発します。
腰と肩を同時に正常化しなくてはならないのは、
徒手矯正の世界では至極当たり前のこと。

柔軟性を出すだけなら、肘を耳の高さに上げて、
肘を直角に曲げ「エア・シャンプー」ですかね。
お試しあれ。

posted by 若佐 政儀 | 2015/03/23 - 13:57 |