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2016-04-12

端的に結論から言えば脇腹の腹斜筋と肋軟骨と環境(習慣)です。

視線を水平にしなくては真っ直ぐ歩くことは出来ないので、
歪が大きくなれば外側の筋肉を使います。
電柱が倒れてしまったときに根本に近い所を引っ張るか
真横で引っ張るかを考えれば、
なるべく上の方にロープを掛け、真横に引っ張ろうとするでしょう。
体も同じなのでそれに当たるのが一番外にある腹斜筋です。

現在の歪んだ姿勢が正常に戻ろうとするのを
邪魔する部位で比較的簡単に改善する部位は何処なのだろう?

1.全身の筋肉の神経バランスとしては「噛み合わせ

  これは一旦調整すると「環境」となる比較的効果の長いものです。

2.踵と爪先とスネの関係を正しく保つ

  前後方向の歪を正す方法として自力でやるなら「ヤムナ・メソッド」。(習慣の改善)
  他力でやるなら「医療用インソール」。(環境の改善)←(私見ながら効果の怪しい物が多く出回っています)
  無論問題があるなら両方実行すればより効果的です。

3.可動制限の改善のための筋ストレッチ

  やり方は色々とあります。ウエイトトレーニング設備で筋肉を伸ばす。
  従来通りの動的ストレッチをする。ヨガをする。

4.肋軟骨の矯正

  自力で短期間に結果を出せるように行うのが難しい部位が肋軟骨です。
  内外腹斜筋と腹横筋が直接、間接的に腹直筋と前鋸筋の可動域が関わります。
  体を捻転しての片手腕立て伏せが出来れば良いのですが
  慣れないと難しいですね。大抵の人が「出来る気がしない」そうです。

最終的に姿勢の改善は肋軟骨が正常にならない限り難しい様です。
つまり「歪の貯蔵庫」は肋軟骨の様ですね。

改善の手段はあります。知りたい方はお問い合わせください。
086-224-3711

posted by 若佐 政儀 | 2016/04/12 - 09:26 |