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2011-01-21

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110119/crm11011914480236-n1.htm

問題の展示は何年か前に東京フォーラムで開催されているときに観させてもらった。

私自身は解剖実習の経験もあり、あのホルマリンの臭いのない中で再度見ることが出来るのはよい機会と思い行ってみた。

感想は「こんなものか」程度でさしたる感動も無い。しかし、医療の現場にいない人達にとっては非常に面白いのだろう、会場のアチコチで溜息や感嘆の声が聞こえる。

比率的に脚は長く、精度の高い義眼の色はブルーで、「アメリカ人の献体?」と思っていた。

創外固定によって支えられている標本もあり、若くして事故死?とは思ったが、プラストミック(当時はプラスチネーション)によって家族が標本にされて世界中を回ることに人権意識の高いアメリカ人が同意するとも思えない。

25年ほど前、故加藤六月議員の地元の秘書がKSB会館最上階のバーで、国家機密に類する話をベラベラ喋っていたのを思い出した。

 日本の漁船とバングラデシュの軍艦が衝突し、バングラデシュの軍艦の方が沈没する珍事があった。

「あの国が外貨を稼ぐ手段は死体の輸出である位貧しい」とも。

その話を思い出し、最貧国から買ったのか?とも考えた。

死体を死後硬直が起こらない段階で加工するためには、刑務所に加工工場がある必要があり、其の様な加工が躊躇なく出来るのは食人習慣がある国や地域の人間でないと不可能ではないかと思う。

支那は坂東忠信氏のブログにもあったが、未だに食人習慣のある国。三国志にも劉備玄徳が逃亡先の奥方を嬉しげに食す場面がある。私見ながら、そんな国でないとプラストミックは出来ないのではないかと思う。

何年か前に全身骨格の模型が安価で出たので、研修会用に購入。

頚椎動脈が7番から入っていたり、下顎がおそらく違う人のものだったり、物凄いO脚のスネなのに大腿骨頭遠位端がマトモだったり、かと言えば足が外板扁平で捻れまくっていたりと、「異常骨格」のオンパレードで、症例の説明には役立が、研修会用には全然向いていなかった。

おそらくは法輪功などの政治犯や思想犯か貧民層が騙されて標本にされたのだろう、と研修生には話をしたが、皆、おぞましげな顔で聞いていた。

ある企業の顧客向けセミナーで喋ったときにも、プラストミック加工や世界の人体標本の異常性についても話した上で、標本は怨念を持っているかも知れないとも話した。

この京都工芸繊維大学教授の提訴は非常に画期的な判断で、実害のない人間が提訴出来ない訳で、訴因にこじつけ感はあるものの、人権を考えるには非常に大事な提訴であると思う。これを機会に日本から世界に向けて支那の人権侵害について訴え、是正する良い機会ではないかと考えるが如何だろう。

posted by わかさブログ管理者 | 2011/01/21 - 13:09 |