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2019-01-29

症状としては抗体値も少々上がりますので、
アレルギーの「境界型」程度の抗体値が平均的です。

私自身、一時はひどい花粉症で鼻粘膜が
腫れ過ぎて白くなるほどでした。
痛みと鼻水で集中できないので、
週に二回はお昼休み前の耳鼻科に駆け込み、
キシロカインを吸い込んでおりました。
花粉の時期を過ぎても小康状態で、
梅雨時でも鼻の奥が痛いほどでした。

鼻の粘膜は気管保護のために大量の鼻水が供給されており、
空気中の埃や乾燥に対処するために鼻粘膜には、
交感神経(車で言えばアクセルの神経)の存在が
予想されますが確認はできておりません。

ですが私自身の経験も踏まえると、
粘膜の乾燥が無くなれば
症状は消えていますので
そこに至る交感神経の血行不良を治せば
殆どの方が花粉症を解消できるのではないでしょうか。
私は症状が出るときは鼻に近い頬骨に軽い痺れを感じています。

ここからは病態のことなので興味のない方は読み飛ばしてください。

鼻の粘膜に花粉が付着すると、「異種蛋白」である花粉を
鼻水が粘膜に浸透しないよう浮かせます。
鼻粘膜は1分間に300回ほど振動しており、
それを鼻孔近くに追い出そうとします。

それで防げなかった場合は粘膜がフィルターになって、
花粉の様な分子の大きなものは通しません。
ですが、鼻水不足の粘膜は所々切れており、
また、水分不足で薄くなった粘膜は容易に花粉の分子を通してしまいます。

切れた先には血管がむき出しになっていますので、
そこから花粉は血管内に侵入します。

此処から先は少々違法ではありますがこちらの方が分かりやすいと思います。w
『はたらく細胞』花粉症編

https://animevideojp.com/archives/1747

しかし、そもそも鼻粘膜に水分供給が十分に行われていたなら、
粘膜以降の問題は起こり得ないのが実情です。

その根本的な原因は「外頸動脈の血行不良」です。
なので、首の筋肉が全て柔らかくなれば本当のアレルギーの人以外は
治ってしまうでしょう。

posted by 若佐 政儀 | 2019/01/29 - 12:35 |