認知症
脳細胞が死ぬことで起こりますので
新陳代謝が正しく行われることが大事です。
アルツハイマーの原因とされる「アミロイドβカスケード」は
神経伝達物質の余りが脳内に残ってしまい、
代謝経路を塞いでしまうことで脳細胞が機能しなくなることですが、
主に睡眠不足によって起こります。
脳を使わない状態で脳脊髄液が循環することで
脳内の「清掃」をしていますが、
寝ているか瞑想でもしていない限り
この清掃は出来ません。
その意味では悩み事を抱えたまま眠っても
考え続けますので脳にとっては寝たことになりません。
ストレスが多いほど認知症になりやすいのはそのためです。
クーリー病及びクロイツフェルト・ヤコブ病の特効薬が出来上がると、
このアミロイドβの除去薬も製品化出来る可能性があり、
期待したいところですが、何よりもその様なことにならないよう十分睡眠を取りましょう。
脳は体重の2%程度の重さしかありませんが
摂取した酸素の23%を使います。
眼球を合わせれば25%は使うでしょう。
8分間呼吸が止まれば脳の機能は元には戻らず、
10分で脳死に至ります。
それ程酸素の必要な脳に十分な酸素が供給できなければ
少しずつ脳細胞が死んでしまうのは仕方のないこと。
脳は痛覚が無いので痛みも感じませんから
腰痛・肩こりのある方は50歳を過ぎたら
必ず脳ドックに定期的に入る必要があります。
アミロイドβカスケード仮説も詰まることによるもの。
認知症は脳の「水流障害」の結果とも言えます。
脳の水流とは脳脊髄液のことで、
動脈から水分を取り入れ脳脊髄を循環し、
抹消で静脈に流れて消えます。
循環物である以上筋肉の固化による
弊害の影響から免れることはありません。
認知症を防ぎたいなら、全身の筋肉の緊張を
取り除いておく必要があります。