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2019-12-17

地元交通インフラ大手の別事業会社研修にて講師を務めてまいりました。

今年から始まった新規事業において収益性拡大のために
新サービスの構築とスタッフ研修が主な仕事です。

皆さん熱心なのでサービス開始には十分間に合うとは思いますが、
詰め込み過ぎも宜しくないので自発性に期待している所です。

主な内容は今の日本人全般の状態を三世代に分け、
昭和を前中後に分けて説明しました。

戦前戦中世代を第一世代
戦後の団塊の世代から昭和50年代の団塊Jr世代を第二世代
それ以降の核家族の進んだ団塊孫世代以降を第三世代

第一世代は工業化の進んでいない社会での身体の負担が大きくも、
子供の頃からの筋肉の固化が殆ど無く、核家族化が進んでいないので、
子育ての知恵も継承され、母胎の異常も少なく、
また出産に耐えられなかった産褥死も多く、
子育てに適さない母胎と出生外傷に耐えられない新生児は亡くなっていたので、
不健康な子供は自然に間引かれていた、とも考えられます。

第二世代は戦後の食糧不足や戦後復興、高度成長期による急激な核家族化。
GHQによる地域コミュニティの破壊、文化住宅と言う狭小な住宅で起こる、
生活の知恵の途絶などが影響し、乳幼児とのコミュニケーション不良から
「抱き癖を着けるな」と言う将来の健康に対するへの呪詛も流行り、
第二世代も前半と後半で青少年の体力もかなり落ちています。

そして第二世代に育てられた子供達から本格的な体力の後退が起こり、
動かない体の子供が量産され始めました。

スタッフさんは第二世代後半から第三世代。
まずは自身の体を治して頂くところから
スタートしなくてはなりません。

posted by 若佐 政儀 | 2019/12/17 - 13:04 |