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2020-01-08

コンビニに入れば「恵方巻き」の注文受付ポスターが目に入るようになりました。

あれはお座敷に呼ばれた芸子さんに大店の旦那衆が初めたお遊びで、
普段お座敷では取り澄ました姿を崩さない芸子さんや舞妓さんが、
少々苦しそうに太巻きを咥え飲み込む姿に少々下品なヤジを
飛ばすためのものです。

芸子

今では「縁起物」とされていますが、
様々な作法は取ってつけた理屈でしかありません。

ただ、本年度以降は不況も噂されていますので、
電気代の上昇で経営の苦しいコンビニを助ける意味でも、
お付き合いはしても良いかと感じる次第です。

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結論から言えばコマメに白湯を飲むことです。

これを書いている1/8は大変な強風で、
在来線の多くは強風のため運休している模様。
風は気圧差を埋めるためのもので、
風が吹いている場所は気圧が低く、
気圧差が大きいほど強風となります。

この様な日は血行の悪い部分をお持ちの方は、
酸欠の痛みを覚え、腰痛や肩こりの他、
特に大きな「手術痕」のある方は
その辺りに違和感や慢性痛に苦しむものです。

また、大陸の乾燥した空気が吹き込み、
山々を越えて来た風はフェーン現象で
水蒸気が置き去りにされ、肌や粘膜の乾燥は避けられません。

寒ければどうしても汗の量が減り、尿意を避けて
水分摂取は減り勝ちですが、
気圧低下で酸素の取り込み量が減ると
新陳代謝も落ち、本来そこで発生する
「代謝水」も減ることになります。

体の中は減った水分摂取量の中でも、
浸透圧を適正に保たねばならず、
空気の乾燥で失った水分は補充できないので、
細胞内の水分を減らすことになり、
荒れの原因にもなり得ます。

また、粘膜も十分に潤すことが出来ず、
逆に鼻汁を出すべく不要なロイコトリエンの分泌を促し、
鼻詰まりを作り、喉の乾燥と悪循環の原因にもなり得ます。

風邪を引きたくなかったら白湯を少しずつ飲み、
喉の雑菌を胃に流し、吸った蒸気で鼻粘膜を潤して行くだけで
殆どの風邪は防ぐことが出来ます。

稀に、富山のような豪雪地帯は日本海の湿った空気が吹き付け、
対策も必要ないほどの湿度になるようではありますが、
その様な土地は本当に稀です。

posted by 若佐 政儀 | 2020/01/08 - 16:42 |