地球に生命が誕生した頃、生物は水素をエネルギーとして活動をしていました。
しかし、水素はエネルギー密度が低く、生物の活動はほんの僅かなもの。
ところが本来「毒物」である酸素をエネルギーとして使用することで
飛躍的な運動能力を得たことが生物の化石を調べることで分かっています。
何せ空気中の酸化物が雨になって埃とともに車に落ち、
それを長期間続けると車やコンクリートが溶ける。
そんな劇物を「酸素呼吸をする」生物は体に取り込んでいるのです。
健康食品を見ると「抗酸化作用」を謳ったものが数多くあります。
酸素は悪者なのでしょうか?
しかし、酸素が悪者だとして息を五分止められますか?
私はスキンダイビング中、買ったばかりのダイバーウォッチを落とし、
必死に潜って五分経ったら失神寸前でブラックアウトしながら浮上しました。
(日本海の腐乱死体になるところだった)
斯様に酸素は人間にとって無くてはならないもの。
でも「栄養素」と言われるとギモン?ですか?
人の体は水と蛋白質でできています。
脂肪は補助タンク兼緩衝材として使われ、
カルシュウムは骨の繊維を作っていますが、
環境に適応するために増やした補強材みたいなもの。
体の水分は、飲水は体を構成する1/5程度で、
蛋白質が出来上がるときにアミノ酸の中の水素と
呼吸で取り込んだ酸素で出来ますから、
水を飲んでも肌のハリはでません。
だから酸素をシッカリと体に取り込めることが大事です。
ではシッカリと深呼吸しましょう、では十分ではありません。
一度1.3気圧の酸素カプセルの中で深呼吸を繰り返したら
五回で失神しそうになりました。
即席の過呼吸症候群になったんですね。
院内に一人しか居ないときだったんで物凄く焦りました。
体は酸素を取り込む際、酸化によって害が出ない範囲で
取り込もうとするので一定以上体に入ると
心肺系が機能停止になるんですね。
ではどうするべきか?
深呼吸とは吸った息を全部吐き切ることが大事です。
空手に「逃れの裏」と言う呼吸法があります。
過度に動き過ぎたり、腹を叩かれて呼吸が浅くなり
息が続かなくなった時にします。
両手の手のひらを上に向け、
軽く息を吸ってから
肘を思いっ切り引きなから息を吐き切る
吐き切った所で小指側の手刀を肋骨に押し付け、
肋骨を押し込みながら更に息を搾り出す。
これにより下がって固まった横隔膜が押し上げられ、
痙攣し縮んでいる横隔膜が引き伸ばされ呼吸が回復する。
私たちは知らず知らずの内に呼吸が浅くなっています。
でも自力では回復できなくなっていたら
肋軟骨まで変形している場合もあります。
そんなときは肋骨の矯正治療が必要でしょう。
付録としてウエストのサイズダウンがついてきます。
詳しいことはご連絡くだ遭い。