トップページ » 院長ブログ > 未分類 > 関節障害と筋肉障害の存在しない痛みの原因

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2013-12-05

実際の所、患者さんの要求は「この痛みを何とかして欲しい」が殆ど。その事自体はそれ程難しいことではないが原因が究明されなければ状態の維持はおぼつかない。

本日も20年使ったブリッジが脱落し、入れ歯に変えたら痛みや痺れが止まらなくて、夜寝られないと訴えてお越しの方がいた。どう考えても咬合が低くなっている症状。全体を見て関節障害や拘縮はない。治療はあっさり終わって痛みも無くなったが、奇しくも今日は咬合調整の専門歯科医の受診日。時間が押している中確認して頂いた所、やはり明らかに低いとの診断。形態的に問題もあるので、その辺りも改善して貰おう。

よくあることだが、
虫歯 溶けて歯が低くなる
補綴 溶けて低くなった歯に慣れているので回復した高さは高く感じる
問題 歯科医にとって高いリスクと低いリスクでは高いままの方がリスクが大きい。
結果 低くなることで汚れが溜まりやすくまた虫歯の原因(最初に戻る)

交感神経性の緊張と副交感神経製の緊張が混在する症状になる。

訴訟社会のアメリカでは咬合調整は訴訟トラブルが多過ぎて遂に「咬合調整は無効」と米国歯科医師会は宣言したそうな。相互信頼社会を壊し続けたならず者弁護士の罪は大きい。

posted by わかさブログ管理者 | 2013/12/05 - 23:21 |